沼日記

BTSの沼におちた社会人です。前世はジャニオタ でした。 きる@jetnadosuru0930

読書感想文:LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略-リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著

嵐・関ジャニ世代のきる(37)です。
すばるが脱退するときに「36歳、人生も残り半分と考えた時に…」と言っていたことがきっかけで、自分の残りの人生はあと何年くらいあるんだろうと漠然と考えるようになりました。それと同時に、この先ずっと今の仕事を続けたいのか、続けられるのかということも気になり始めました。(私の職種は、数年前にオックスフォード大学が出した、今後AIによって駆逐される仕事リストの中にバッチリ入っている^^;)

今の仕事はオタ活するには最&高、でも、もしこの先AIに取って代わられて仕事がなくなったら…?
今まで大病もせず人間ドックで引っかかったこともないので恐らく割と長生きするのではないかと思うけど、年金なんて大してもらえなさそうだし、何才まで働けば良いの…??
一旦考え出すと気になってしまい、本書を手に取ったのでした。

本書の内容は多岐にわたるので内容を勝手に要約すると…
寿命が延びて平均100年くらい生きるようになるから、引退年齢がどんどんのびる!
少子高齢化なんだから年金なんて当てにしていたらだめ!
しかも、テクノロジーの発達の速度がすさまじいから、今ある仕事がなくなる可能性もあるし、そもそも企業が長い人生に対応した年月、存続し続けられるかもあやしい!
だから、ライフステージに応じて、同じ業界での転職はもちろん、起業や、全く違う業界で働き直すことも視野に入れる必要がある!
ということかな。
(まぁ今までもニュースや新聞で報じられてきた内容ですね。でも、一冊の本に書かれた内容としてじっくり読んでみると、とってもインパクトがありました。)

本書の内容を今の私に当てはめて考えると、
①平均余命からすると、恐らく90歳超くらいまで生きそうで、そうすると75歳くらいまで働かないと老後破綻する可能性が極めて高い(私が90歳くらいの時、作間くんは70歳くらいか…高齢者という括りでは同じだね←ポジティブ)
②私の職種も、AIの進歩によって、10年後ではないにしても20~30年後にはやはりなくなる可能性が高く、でもその頃もまだ私は働かなければならないから(引退後に現役時代の所得の50%で生活する前提で貯金するなら)、AIに駆逐されない仕事をするためのスキルを身につけないといけない
ということが分かりました。

んんんんん、厳しい…!!!!
もちろん、この本に書いてあることが絶対に正しいと言うわけではないかも知れない。
でも、最近も経団連の会長が終身雇用制は維持出来ないって言ってたし、先日も子どもの数は過去最低を記録したというニュースがあったし、そういう事実を一つ一つ照らし合わせていくとこの本に書いてあることはかなり実現可能性が高いと思う(だからこそ世界中で売れているんだろうね。)。ま、そんなこと今更私が言うまでもないけど。

せっかく↑の点に気付いたけど、現状、対応策が思いつかない。そりゃそうか、話が大きすぎるし複雑過ぎる。
でも、これだけはもっと意識して行おうと思ったのが、健康維持。寿命が延びても健康でなければ意味が無いから。
今までも、食事についてはかなり気を遣ってきたし、睡眠時間もちゃんと取るようにしてた。だけど、運動をほとんどしてないので、運動を生活の一部に組み込みたいと思います>< とりあえずは小学校のママバレに入ることにしました(一応バレー経験者)。週1の活動だけど、家から近いし子どもも一緒に参加できるので、一番現実的かなと。

働き方については、これからじっくり考えたいと思います。まずは今の職場の就業規則を調べて副業可能ならランサーズ(https://www.lancers.jp/ )みたいなクラウドで出来るお仕事に登録してみようかな。あとは、企業に所属しない=自分で顧客を取ってこないといけない訳だから、マーケット感覚を鍛えないとな~と思ってます。これについては既に持ってるちきりん本を読み返すつもり(https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E6%84%9F%E8%A6%9A%E3%82%92%E8%BA%AB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%88%E3%81%86-%E3%80%8C%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E4%BD%95%E3%81%8C%E5%A3%B2%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%80%8D%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B5%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95-%E3%81%A1%E3%81%8D%E3%82%8A%E3%82%93/dp/4478064784 )

ちなみに本書には、お金のことに多くのページが割かれているけど、長寿化時代の真の課題は無形の資産(友人、家族、仕事の知識、肉体的・精神的な健康など)のマネジメントであると書かれています。この点、ジャニオタで良かったなと思ったのは、友人について。現場の度に会ったり、本人不在の誕生会をしたり、入所記念を祝ったり、年間通して定期的に会って楽しい気持ちを共有できるオタ友は本当に大切だなと改めて思いました。そしてその友人の多くは作間担になってから仲良くなったので、作間くんにも感謝(私はオタ活以外では全然社交的な性格ではないので余計に)

未来はなかなか大変そうだけど、どんな社会になっても楽しく生きていけるように、今できることから地道に始めたいと思いました!トライアンドエラーの精神で!